偽LINEのチャットサイトから誘導 “出会えないサイト”で売上66億円

 

“出会えないサイト”で売上66億円

無料通信アプリ「LINE(ライン)」のロゴマークを勝手に使ったサイトで出会い系サイトの客を集めていたとされる事件で、千葉県警サイバー犯罪対策課と千葉西署などは3日、出会い系サイトの男性会員から手数料名目で現金をだまし取った疑いが強まったとして、詐欺容疑で東京都台東区の出会い系サイト運営会社社長の男(43)ら3人=商標法違反容疑で逮捕=を再逮捕し、新たに同社の社員や元社員ら男5人を逮捕した。

“出会えないサイト”で売上66億円
同課によると、同社は三つの出会い系サイトを運営。いずれもアルバイトの男らが女性会員になりすましてメールのやり取りを行っており、女性と出会えないサイトだった。同課が同社の顧客データベースを精査したところ、2004年5月から昨年11月までに三つのサイトに延べ約270万人が登録しており、計約66億円の売り上げを確認。約1350万円をつぎ込んだ男性会員もいた。

8人の逮捕容疑は共謀のうえ、昨年11月、出会い系サイトに登録した東京都品川区内の会社員男性(19)ら2人から手数料名目で計9万円を詐取した疑い。2人はLINEのロゴを無断使用したチャットサイトから出会い系サイトに誘導されていた。社長の男は容疑を認めている。

同課は、女性役を務めていたアルバイト約30人からも事情を聴くとともに、組織犯罪処罰法の適用も視野に全容解明を進める。